バンビーな備忘録

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コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE THIRD SEASONが期待外れ

医療ドラマから恋愛ドラマに

青空

バンビです!みなさん『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE THIRD SEASON』見ていますか?私は毎週欠かさず視聴しているのですが、FAST SEASON、スペシャル、SECOND SEASONと全てのDVDを所持している大のコード・ブルーファンとしては、正直かなり期待外れでこんな事ならTHIRD SEASONなんて制作しないで欲しかったと思っています!

 

放送開始前からスタッフ・キャストの情報はある程度開示されており、脚本家がこれまで担当していた林宏司さんから安達奈緒子さんに変わってしまったという事は知っていました。

 

まあそれを聞いた時から嫌~な予感はしていたのですが...やっぱりね!

脚本家って大事

林宏司さんといえば、『救命病棟24時 第二シリーズ』『医龍-Team Medical Dragon-』などといった医療ドラマを何度か手掛けており、いずれも高い人気を誇るドラマです。『コード・ブルー』ではFAST SEASON、スペシャル、SECOND SEASONと全て林宏司さんが脚本を担当しており、こちらも大人気シリーズとなりました。

 

一方、THIRD SEASONを担当している安達奈緒子さんはと言うと、『大切なことはすべて君が教えてくれた』『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』とまあ見事に恋愛ドラマばかり担当しているんです。とは言えこれらのドラマもとても人気で視聴率も悪くない作品ですので、安達さんの脚本家としての才能を否定するつもりは全くありません。

 

...ありませんが!脚本家にも得手不得手ってあると思うんです。

 

医療ものが得意な人、恋愛ものが得意な人、サスペンスものが得意な人、コメディものが得意な人、様々なジャンルがある中で全てのジャンルを得意とする人なんて滅多に居ないと思うんです。

 

過去の経歴から見るに林宏司さんは医療ものを得意としている。対して安達奈緒子さんは恋愛もの。じゃあそんな安達奈緒子さんに医療もののドラマを書かせたらどうなるか...そりゃあ視聴者が満足する出来にはならないよね!

 

恋愛ものが得意な人は恋愛ものだけ書いていろと言っている訳では無いんです。今回の場合、『コード・ブルー』という超人気シリーズの続編。しかもファンは年もの間待ちに待ち続けた待望の新作です。それなのに脚本家は以前と別の人、しかも医療ドラマを手掛けた事のない人となるとそりゃあ批判も続出します。

 

何らかの事情で林宏司さんに担当して頂く事が出来なかったのなら、せめて過去に医療ドラマを手掛けた事のある人に任せるべきだったと思います。医療ドラマなんてそれ相応の知識が無いと書けないし、FAST SEASON、スペシャル、SECOND SEASONといった過去の出来事も全て把握したうえでストーリーを構成していかなければいけない。それを医療ドラマ初心者にやらせるのは酷だと思います。

 

林宏司さん...カムバック...。

以前のものと内容が全然違う

まあまあ脚本家についてアレコレ言ったところでもう4話まで放送されてるし、こんな所でとやかく言ったところで脚本家が変わる訳でもない...じゃあ医療や人間関係といった、ドラマの内容について話していこう!と、思ったんですが...。

 

もはや医療ドラマじゃない。

 

THIRD SEASONは恋愛ドラマと言った方が正しい。脚本家が変わるとジャンルまで変わっちゃうの?今までは医療がメインで息抜き程度に登場人物たちの人間模様が描かれていたのに、今は真逆!ほとんどが登場人物たちの人間模様で申し訳程度に医療シーン。こんな、こんなの私の知ってる『コード・ブルー』じゃない...。

セリフに違和感を覚える

 まずメインキャラクター達のセリフがおかしい。

 

新垣結衣さん演じる白石恵が、山下智久さん演じる藍沢耕作について「性格の悪い医者」だの「口が悪いのは昔から」だの言っていますが、白石は絶対にそんな事は言わない!藍沢の良さを一番分かっているのは白石です。それは恋愛関係なんて生ぬるいものじゃなく、救命の同期として、共に患者を救う仲間として、切磋琢磨しながら腕を磨くライバルとして。

 

上司を事故に巻き込んでしまった自分を責め続け、雨の中外に出た白石を追いかけて来たのは藍沢です。何を言うでもなくそっと肩に手を置いた、藍沢の不器用な優しさに助けられた白石が「性格の悪い医者」なんて言うでしょうか。

 

藍沢と白石に関しては他にも沢山のエピソードがあります。酒に酔っていたとはいえお互いの家族について打ち明けあったのは藍沢と白石だけ。白石の父が肺がんのステージ4だと知った藍沢は、白石に肺がんに関するレポートを提供した。白石が電車で泣いてしまった時には、藍沢は周りの乗客から見られないように白石の前に立った。藍沢は祖母と同居しようとしている考えを白石にのみ打ち明けた

 

パッと思いつくだけでもこんなに藍沢と白石の信頼関係が描かれているんです。これは直接関係はないですが、病院に運ばれて来た女の子に藍沢が金魚を渡してあげる場面も白石は見ていましたし。

 

藍沢の性格の良さは白石が一番よく分かっているはず。

 

安達奈緒子さん、何故白石に「性格の悪い医者」なんて言葉を言わせたんですか?藍沢は口数が少なく協調性にやや欠ける部分もありますが、口が悪く性格が悪いなんて事はありません。もう絶対全話見てないよね!お願いだから全話見てから脚本書いて!

 

戸田恵梨香さん演じる緋山美帆子に関してもそう。患者の前で「つまらない処置」なんて言うような性格じゃないし、患者に勢い余って後遺症が残る事を伝えたりしない。緋山は訴えられそうになった事件がトラウマになっているし、もし仮にそのトラウマを克服していたとしても、患者に何か伝えなければいけない時はより慎重になるはずです。うーんなんだかなぁ。

 

こうやって書いてみると改めて違和感だらけで嫌になっちゃうね。

そもそもキャラクターがおかしい

 比嘉愛未さん演じる冴島遥、でき婚するようなキャラか?(笑)真面目で冷静で並みの医者よりも優秀なフライトナース。恋人が危篤でも職務を優先させてヘリに乗った冴島が、何も考えずに妊娠するなんて到底思えないです。恋人を亡くして辛い時期に、浅利陽介さん演じる藤川一男に支えられてそこから恋人になったんだろうというのは想像が付きます。藤川は冴島が好きだったしね。

 

でも、冴島は無責任な事をするような人間じゃないはずです。どうしても妊婦設定を取り入れたかったのなら、せめて藤川と夫婦であって欲しかったです。予期せぬ妊娠は誰にでも起こり得る事ですが、やっぱり未婚だと冴島の性格的に違和感を覚えます。

 

 最後、これが一番言いたかった事なんですが、『コード・ブルー』に不倫をぶっこまないで!

 

患者の身に起こった出来事をまるで自分の事のように思えてしまう緋山が、患者に恋心を抱いてしまうというのはまあ分かります。でも、患者に配偶者が居るかどうかを担当医が知らないなんて事ある!?そもそも、夫が大怪我を負ったというのに今の今まで妻は一体何をしていたの(笑)

 

もうね、妻が登場した瞬間引いた。

 

『コード・ブルー』にまで不倫をぶっこんでくるとか安達奈緒子さんあんた凄いよ。林宏司さんが築き上げてきたものを見事に崩壊させてくれた。まだくっ付くかどうかは分からない段階だけど、そういう恋愛方面での急展開とかファンは望んでないんだよ。

 

呆れてものも言えないとはこの事か。

終わりに

『コード・ブルー』が好きすぎて3000字分も語っちゃったよ。ちょっと期待しすぎちゃってたんですよね、結局。脚本家が変わったっていうのを聞いた時点で色々諦めるべきでした。

 

それにしても酷い。

 

THIRD SEASONから入ったという方は是非FAST SEASON、スペシャル、SECOND SEASONを見てください。雰囲気から何から全く別物でビックリすると思います。そしてかなり泣けます。THIRD SEASONではまだ一度も涙を流していませんが、林宏司さん脚本だと本当に泣けるシーンが多くて素晴らしいです。

 

あ、もしかしてこれが狙い?FAST SEASON、スペシャル、SECOND SEASONを売るためのTHIRD SEASONだったとか?(笑)

 

まあ色々言いつつ最後まで見るけど、DVDは買わないかもなぁ。何度も見たいと思えないもん。やっぱり脚本って大事なんだと学ばせてもらった。安達奈緒子さん、色々厳しい意見が多く飛び交っていてキツイとは思いますが、是非『コード・ブルー』らしさを取り入れた脚本をお願いします。頑張って。

 

では、最後までお付き合い頂きありがとうございました。バンビでした!