指導員目線の話

子供は人をからかうのが面白いと思っている

どうも!バンビです!今回は人をからかうという行為を面白がる子供たちに関するお話です。仲の良い友達同士で軽くからかう程度ならコミュニケーションの一環かもしれませんが、度が過ぎるとからかわれた側は不快な気持ちになりますよね。

 

そんな不快な気持ちを理解出来ない子供というのは意外と少なくないのです。

人をからかって楽しむ子供は少なくない

威嚇する猫

実はつい先日学童内でちょっとした揉め事が発生してしまいました。まあ揉め事と言っても小学生に良くある喧嘩の一つなのですが、ちょっと流石に度が過ぎているなぁと感じましたのでキツく叱り付けたんです。

 

今回はその時の事を例にお話していきたいと思います。

アンパンマンを見る子をからかう

今回の喧嘩はある子が友達を軽くからかった事が原因です。小学生って本当にしょうもない事で人をからかったりするんですよね。あるあるです。

 

で、その問題のからかった内容なのですがアンパンマンでした。

 

小学生の間では『アンパンマンを見る=恥ずかしい事』という等式が出来上がっています。要するに、小学生にもなって幼児向けのアニメを見ているのは恥ずかしい事だという認識なんですね。特に中学年の子達はこういった考えが強いようです。

 

少しずつ心も体も成長していく事で「自分はもう赤ちゃんとは違う!子供だけど子供じゃない!」という気持ちが芽生えているのだと思われます。

 

で、それで何故喧嘩に発展したのかと言いますと…。

 

どういう話の流れだったかは記憶していませんが、低学年の男の子がたまにアンパンマンを見ると発言した事を、中学年の子達がこれでもかとからかった事によって喧嘩に発展してしまったようです。

中「お前小学生にもなってアンパンマン見てんのー?(笑)」
低「別に見てないし。たまに点いてるだけ!」
中「でも見てるんじゃん(笑)」
低「だから見てないって言ってるじゃん!」

そのからかった中学年の子とからかわれた側の低学年の子はこんな感じのやり取りを繰り返していました。今回の喧嘩はからかった中学年の男の子が100%悪いですからその子を注意してなんとか和解させる事が出来ましたけど、こんな風に悪気無く人をからかう子は少なくありません

 

これが悪い事だと認識せずただのコミュニケーションの一環だと思い込んでいるんです。相手がどれだけ嫌な気持ちになるのかという事を理解していないんですね。

からかいに周りも同調する

今回の喧嘩の際も直接低学年の男の子をからかっていた訳では無いけれど、私に「○○ってアンパンマン見てるんだってー!(笑)」と嘲笑しながら影口を言ってきた女の子も居ました。

 

でも本人はあくまでも冗談を言って遊んでいるだけなのです。「どうしてアンパンマンを見てるだけ馬鹿にするの?」と強めに聞いてみても「だってアンパンマンって赤ちゃんのアニメだよー(笑)」と悪びれる様子もなく言います。

 

きっと彼女らは大人も一緒になって笑うと思っているんですね。わざわざ報告しに来るくらいですから。確かに大人も友達をからかって場を和ませたりする事がありますが、それは限度を知っているから許されているだけです。子供達にはそんな限度というものがありません。からかわれている側の気持ちを考えず自分達が飽きるまで言い続けます。

 

こういう事は少しきつめに注意しなければ直らないです。

★叱り方★

「言われた側の気持ちを考えなさい。」
「先生はアンパンマンを見ちゃいけない理由が分からないんだけど。」
「あなたは面白いかもしれないけど言われた側は何も面白くないよ。」
「何歳以上は見ちゃいけませんっていうルールでもあるの?」
「幼児向けのアニメを見てるだけでからかう方がよっぽど幼稚!」

色への固定観念がトラブルの元になる事も

これも以前学童内で起こった出来事なのですが、ピンクのTシャツを着ていた男の子が「それ女の服じゃん!(笑)」と笑われるという事がありました。これもからかいですよね。大人もそうですが子供達は色に対する固定観念がより強いです。

★ピンクや赤は女の色
★緑や青は男の色

こんな風にガチガチの固定観念が存在します。洋服がメンズだろうとレディースだろうと関係ありません。『ピンク=女の色』なのです。

 

最近は女の子も水色のランドセルを背負っていたりと、寒色系に対するイメージはだいぶ柔軟になって来ているように思えますが、男の子がピンク色のランドセルを背負おうものなら「女じゃん!」「なんで女のランドセル背負ってんの!」とからかわれる事間違いなしです。(まあピンク色のランドセルを背負う男の子は1人も居ませんけどね)

 

男の子でピンクが好きという子は確かに珍しいです。青や緑はどこかカッコいい感じがしますし男の子に人気があるのも頷けます。でもだからと言ってピンクが好きな男の子をからかって良いはずがありません。

 

今回は常勤さんがしっかり言って聞かせていましたが、この色への固定観念が時にトラブルの原因になる事もあるのだとその時まで思いもしませんでした。

固定観念を覆すよりからかいが悪い事というのを分からせる

これに関しては別にそのままでも問題は無いのかなとも思います。

 

成長と共にその固定観念も少しずつ崩れていって、大人になればファッションにピンクを取り入れる男性も多くなりますし、周囲がそれをからかうような事も無くなります。ですから無理やり子供の固定観念を崩そうとする必要は無いでしょう。

 

それよりもまず、人をからかうのは悪い事なんだと認識させるのが一番大事です。ピンクは女の色だと思っていても良いけど、ピンク色の服を着ている男の子をからかうのはダメ。至極当然のことですがこう言わなければ分かってくれない子も居るんです。

どんな考えを持っていてもそれで人をからかうのはいけない事だと分からせる

子供はからかいという行為を面白がっている話まとめ!

という事で今回は子供達のからかいについて記事にしてみました。

 

何度も言いますがこれは本当にあるあるです。先週注意したのに今度は違う子が言ってるよ…なんていう事が何度もあります。同じ子が同じ事を繰り返す事だってあります。

 

そういう時は、指導法を間違えたのかな、あの言葉じゃ心に響かなかったのかな、なんて落ち込んだり自信を無くしたりもしますがもう割り切っています。子育てや教育はトライ&エラーですので、大人も失敗を繰り返しながら子供と一緒に成長していくしかないですね。

 

では、最後までお付き合い頂きありがとうございました。バンビでした!